9月です、秋です。
朝夕は涼しさも出てきて、また日差しはまだ強いものの空が高く、秋の足音が聞こえてくる日々です。
暑さやコロナに負けず皆さまはお元気にお過ごしでしょうか?
先月の投稿で記載した怒涛のイベント詰めの8月も無事終わり、9月は娘の出産という大イベントのみとなりました。
先月のイベントの最後に妻の実家へ帰省してきましたが、そこでは義母から相続に絡む相談をされるという状況になってきました。
生物は皆等しく、老い、死んでいくという絶対的な宿命を持っているので、いろいろと考えることができるうちに死後の事(相続)の準備をするということは非常に大切なことと考えます。
片方の親が亡くなった場合、まだもう一方の親が生存しているので遺産相続で揉める可能性はそこまで大きくないと思います。
(もちろん、0ではありませんが。)
しかしそのもう一方の親が亡くなり、兄弟姉妹だけになった時、相続が争族になってしまうケースが散見されます。
「うちは大した財産がないから」「微々たる貯金とこの家だけだから」という安易な考えでいると、ご自身がいない状況の中で子供たちが揉めるという事態が発生してしまいます。それもかなりの確率で。
そうならないために事前の準備、それもご自身が認知症等になる前に意思をしっかりと残し、ご家族にはどうなっていてほしいか、ということを書面で残しておくことは、後々の相続を無難にすすめ、お子様たちが仲良く暮らしていく一助になることは間違いありません。
今一度、少しだけ長い視点で残されるご家族のためになにができるのか、を考えてみてはいかがでしょうか?