新たな船出をします。
本日(2021年5月1日)より、早期退職制度を利用して長年勤めた会社を辞め、行政書士を専業として活動していくこととしました。
退職したとはいえ、もとより2回転職した末の会社だったということもあり、入社当時はこんなに長く勤めるとは思っておらず、せいぜい10年かそこらでまた転職するかもなぁと思っておりました。
しかし、思いのほか居心地のいい会社だったこともあり、30年もの長きに渡り会社員生活を続けることとなってました。
長くいたことで、いろんなことを経験することもできました。
例えば、取り扱う商品、転勤、出向(&出向戻り)、社名変更(分割と合併)、そしてそれに伴う上司、同僚、後輩などなど、ホントにいろんな変化がありました。
商品の変化や転勤、出向は世間一般に通常あり得る話ですが、世間的に名の通っている会社の社名変更、および分割と合併というのは、普通は経験できないことだと思ってます。
法学部法律学科を出ていながら、新卒からシステムエンジニアとしての生活を始め、この10年ほどはSEのスタッフとして現場を支援する側になりましたが、一貫してSE組織の一員として業務を行ってきました。
それが定年まで1年半を残して決断した理由は、積極的、消極的それぞれありますが、
・3人の子供が社会人になっていたこと
・定年(60歳)になって超低賃金での再雇用に不安(不満)があったこと
・定年がない仕事であること
・雇われることなく稼ぎ続けられること
・なにかしら独立を目指していた
ということになります。
その中でも行政書士を選んだことにも当然それなりに理由があるのですが、それは長くなるのでそのうちに。
行政書士の仕事って世間で思われている以上にそーとー幅があって、いろんなことができるのですが、私は相続関連業務をメイン業務にしました。
(これも発端や理由があるのですが。)
許認可申請業務をしない、などとというつもりはありませんが、積極的に営業するのは相続関連業務と考えています。
直近はコロナ禍の影響対策ということで、一時支援金の事前確認を行う登録確認機関の1つとして対応を行っております。
(個人的にはこれで儲けようという気にならないので、あまりお金にはなりません。)
そんなこんなで、まだ行政書士としてはヒヨッ子ですが、長い会社員生活、社会人生活で培った常識、多角的な考え方、発想などをベースとして、法的にはもちろん世間の考え方から(変に)外れない対応ができると思っています。
私は駆引きや嘘ができない性質(自営業に向かない?)なので、できないことをできるとは言いません。
やったことないことは、初めての業務ですと正直にお伝えし、それでもご依頼いただける場合は全力で対応いたします。
ぜひ一度、ご相談ください。